| ITとは一体なんでしょうか?
情報通信白書でも、IT革命が18世紀に英国で始まった産業革命に匹敵する歴史的大転換を社会にもたらすとの認識は、我が国においてもほぼ定着したものと思われる。」とコメントしております。 一時、21兆円まで株価総時価を上げた孫正義氏のマネジメントの秘訣は、ITを駆使したタイムリーな経営データの把握なのだそうです。
ところで、ITという言葉はいつ頃から使われ始めたのでしょうか。
IT(情報技術)が盛んに使用されるようになったのは、米国では1980年の後半です。ITが企業や組織にとって「戦略」と「競争優位」を実現する重要な手段として「IT(情報技術)」という言葉が使われ始めたようです。
一方、日本では1990年前後に使われ始めたようです。
ITの本質とは
ITを考える際にポイントとなるのは、単なる「電子データ処理として考えるのではなく、情報システムを上手に活用することで、「業務の効率化」のみならず、「経営戦略の立案」としても役立つことが、複数の成功事例によって証明されております。
私がITにはじめて取り組みましたのは、1998年頃です。シンガポールとインドネシアに現地法人を設立する仕事に携わった時です。
具体的には、現地のスタッフに会計業務を教えると同時に、EPRすなわち統合業務パッケージというものを導入し、その使い方を指導しました。
ERPとは、会計・発注・販売・在庫等の部署ごとのデータを、一つのシステムで共有化し、効率的に使うというものです。
その時私は、ITの意味するところを正確に把握しておりませんでしたので、ITについて業務の効率化のみを追求していたように思います。
今考えますと、それも間違いではありませんが、本来はそうではなくて、経営データを体系的にタイムリーに取得できることの方が重要だったのだと思います。そして、そのデータによっていかに戦略的な経営を行っていくのかを考えることができたと思います。
これからはどのようなシステムにせよ、業務の効率化のみならず、タイムリーな情報を経営者がいかに入手できるかを追求していくべきであると考えております。
なぜならば、企業の使命の一つとして「利益の極大化」があるからです。
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