「企業格付け」とは
現在金融機関は「格付け」によって企業を選別し、融資の有無や金利水準を決めています。これは、貸出実績・担保・地元の評判等によって貸出を決めていた従来からのやり方と異なるため、多くの経営者が戸惑っているものと思います。
では、格付けとはどのようなものでしょうか。
主に下記の手順によって行われます。
決算書を基に10のグループに分類します。(定量分析)
経営者能力・技術力・営業力等によって返済力を評価します。(定性分析) 経営者の個人財産等を加味します。
では、なぜ企業格付けが行われるのでしょうか。
貸出審査が効率化される。
格付けによる説明は説得力がある。
支店間で審査方法を統一できる。
などが主な理由です。
格付けが1つ異なるだけで、約2%も金利が違うケースもあるようです。格付けによって融資の有無や金利水準が決まりますので、自社の格付けがどのようになっているのかを把握することは重要だと思います。
当会計事務所では、自社の格付けを知っていただけるよう「企業格付自己診断システム」によってお客様が金融機関からどのように格付けされているのかを知っていただける体制になっております。
また、格付けをアップするために下記のような努力の余地があります。
@固定資産をできるだけ持たない。
A雑収入を売上高に計上して、「営業利益」を多くする。(銀行は営業利益を重視します。)
B役員貸付金は含み損とみなされるので、できるだけ早く返済する。
C「税引後当期利益+減価償却費」がその年度に長期借入金の元金返済ができる限度額とみなされる。
D経営理念の掲示
E経営計画の作成
他にも多くの方法がありますが、短期的に最も効果があるのは「経営計画書」の作成です。経営者が経営に前向きであると判断されるからです。当会計事務所では早くから経営計画書の作成にも力を入れてきました。
経営計画書とは、貸借対照表・損益計算書を作成するだけでなく、経営方針や経営戦略なども盛り込んだものです。
単なる数字の羅列だけでは、経営計画書ではありません。数字をどのように達成していくのか、その根拠を経営方針や経営戦略等で示さなくてはなりません。
当事務所では、年次方針、月次方針、経営戦略等の立案も支援しております。
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